フランス/ディジョン
FABRICE GILLOTTE
ファブリス・ジロット

ファブリス・ジロット氏
イメージを追いかけ光を見つける。
新しいショコラの開発をするたび「ラビリンスに入り込んだ気持ちになりますよ。自分の中に確かなイメージはあって、そこを目指していく。ショコラはまだ完成していないのにね。不思議な感覚です。」なるほど天才とは、そうやって味わいや香りを構築していくのですね。「迷宮をさまよい、進んでは戻ってを繰り返して、作りこむことが重要なんです。」トンネルの先を抜けると見えてくるのは、雪国よりもまぶしい美味という「光」なのですね、ジロットさん。
PROFILE
パティスリーを経営する父を持ち16歳から修業の道へ。1991年にMOFを取得。C.C.C.では多くの受賞歴を誇るが、2017年も「欠かすことのできないショコラティエ賞」、そして最高位の金賞に輝いています。