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帝国ホテルが「幻のCCC 5タブレット」獲得のショコラボックスを販売
2016.01.13
帝国ホテルが2016年サロン・デュ・ショコラ限定で、2014年のCCCに出品し、高評価を受けたボンボン ショコラを集めた「ショコラ セレクション」を販売します。帝国ホテルは2014年に、フランスのショコラ愛好家団体 Club des Croqueurs de Chocolat(以下CCC)が行った日本審査に出品し、5タブレットを獲得。その出品作品と同じレシピのボンボンショコラが初めて販売されます。

「ショコラセレクション」8個入2700円(税込)※サロン・デュ・ショコラ限定販売
2014年に出品された帝国ホテルのショコラ4点は、オフィシャルに5タブレットを獲得しましたが、タブレット評価が5段階から3段階に変更された事などの諸事情で、評価がガイドブック「Guide de Club des Croqueurs de Chocolat 2015」に掲載されませんでした。そのため、限られた人だけが存在を知る「幻の5タブレットのショコラ」となっていたのです。

帝国ホテル 市川幸雄シェフ
「CCCで5タブレットを獲得したものなので、CCCに関連があり、ショコラを深く理解するお客さまが多いサロン・デュ・ショコラで販売したかったのです」と帝国ホテルのショコラティエ 市川幸雄シェフは語ります。昨年のサロン・デュ・ショコラの会場で「幻の5タブレットのショコラは販売しないのですか?」という問い合わせが何件もあり、ショコラファンの要望に応える形にもなりました。

出品作をモールドを使ってアレンジした「カフェ ノワゼット」(左上) 出品作に加え新作「ラクテ」(右)が入る
内容は、4種類のクーベルチュールノワールをブレンドしたビターガナッシュの「アンタンス」、香ばしいキャラメルとクーベルチュール レを3種あわせたガナッシュの「キャラメル ラクテ」、金ゴマとヘーゼルナッツで作った自家製プラリネをショコラノワールでコーティングした「セザム ドール」。そして単一でも高い評価を受けた出品作「カフェ ノワゼット」は、このセットのためにモールドを使ったショコラにアレンジ。ヘーゼルナッツプラリネと、エスプレッソとコーヒーをブレンドした作ったガナッシュを、ブロンズチョコレート(ドゥルセ)が包んでいます。

極細の繊細なラインを描くのも全て手作業
1本1本力を込めて手で引くという極細のライン、そして繊細なデザインにも注目です。全てのボンボンショコラはホテル内のチョコレート専用の厨房(ショコラトリー)で手作り。チョコレートのコーティングも全てが手作業です。厳正な日本審査で最高評価を獲得した幻のショコラを、是非今年のサロン・デュ・ショコラで体験してください。
<ショコラコーディネーター 市川 歩美>
※掲載の記事やブランドは実際の出展とは異なる場合がございます。予めご了承ください。
※価格は全て税込みです。